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2006年10月28日 (土)

不正コピー

あらあらとうとう痺れを切らしてしまった。

半年ほど前に、蒲田の商店街にもひっそりと売っててビックリしたが。
 


2006/10/28 11:51
   日米欧などの主要国が、違法な海賊版や模倣品の製造・販売取り締まりが不十分だとして、来週中にも中国を世界貿易機関(WTO)に提訴することが28日、分かった。知的財産保護で摘発強化を求めるWTO提訴は初めてで、違反業者への刑事罰強化を中国に要請する。

 日米欧は中国製などの模倣品の横行に歯止めをかけるための条約締結の準備にも着手しており、国際的な対中包囲網が一段と強化されそうだ。

 今回の提訴は、米国がWTOに訴状を提出する一方、日本とカナダ、欧州連合(EU)は第三国として参加する見通し。

  中国では不正コピーしたDVDなどの映像、音楽ソフトや偽ブランド品が横行し、日米欧の企業が多額の被害を受けている。日本政府などは、中国の不十分な対 応は知財保護を定めたWTOの貿易関連知的所有権(TRIPS)協定に触れる恐れがあると判断した。日本企業の被害額は年間約9兆円に上るという。

 中国では押収した模倣品・海賊版の総額が一定額未満の場合、刑事訴追の対象外とされており、日米欧は中国に訴追の対象範囲を広げるよう求める。

 WTO提訴後、日米欧はまず事態改善を求めて中国と協議。その後60日以内に中国が対応しなかった場合、紛争処理小委員会(パネル)設置を要請し、中国がTRIPS協定に違反しているかどうかを判定する。

 ただ「知財保護を目的としたWTO提訴の前例はない」(経済産業省幹部)ため、日米欧の主張が受け入れられるかどうか不透明との見方もある。

 

数年前までは、中国でCDやDVDを購入する場合、正規のものを購入することの方がまれというか、ほとんどそのような人はいないと聞いた。
実際にCDやDVDのショップにはいると、そこにあるのは正規商品ではない。
もっともブランドのバッグもコピー商品をどうどうと販売しているし、店員は『この型は、本物のプラダには無いよ!』とオリジナリティを売りにしていたからビックリである。

しかし、昨年中国に行ったときは、表向き様変わりしていた。
ちゃんとしたデパートの中で、ひっそりとしたフロアーが存在する。
改装中なのかと思ったらそうではない。
DVDショップがずらりと並んでいるのだが、すべての店が戸を閉めてカギを掛けている。

しかし、これが営業をしていないわけではない。
店の表に人がうろついている。これが実は店員である。
なんと客だと見定めるとすり寄ってきて、店に入れようとする。
素早くカギを開けて、客を店内に入れ、また素早く閉じるという要領である。
これで一応当局の手入れを回避しているのであろう。
しかし、ここは中国である。そんなに単純ではない。まず間違いなく、当局の然るべき人物にそれなりのことをしているはずである。
同様の店舗が一帯に続いている。

これが中国だ。
簡単に変わるはずがない。
日本も不正コピーの温床時代から現在に至るまでに何十年もの時間を要している。
つまり国民の世代交代が必須だと言うことである。
もちろんそれには、学校教育に代表される若い世代への教育が伴わなければならないし、それを否定する家庭教育が相対的に減少して逆転現象を起こしたときに、実現する。
もちろん著作権や特許権など資本主義の産み出したものであり、社会主義に馴染まないものであるから根は深い。

現在のオープンソース化時代を考えると、さらに混沌としてくる。

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コメント

中国で「クレヨンしんちゃん」のDVD海賊版の方が商標を先に取ってしまったとかで本物の「クレヨンしんちゃん」の方は売ってはいけないと言う事になっているらしい・・・ほんと変な国である。。。

投稿: ゆりっち | 2006年10月28日 (土) 21時01分

ゆりっちさん:
商標や特許は、国毎に取得するものなので、とった者勝ちなのです。これは中国に限らず世界中どこでもそうなんです。
ただし、日本の国内法だと不正競争防止法というのがあって、そこで多少の補正が効くようになっています。
しかし、中国にそのようなものが存在するのか分かりませんし、中国という国は、まだまだ国家レベルで不正競争(こちら側の立場で言うと)を助長している感がありますよね。
でも新しい企業の新しい経営者は、確実に変わりつつあります。

投稿: 机竜之介 | 2006年10月28日 (土) 23時15分

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