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2006年11月25日 (土)

コンドーム

この記事を見てニヤリとしたのは、あなた?
最近、ニュース性に乏しくなった感のある『エイズ』であるが、実際のところどうなのだろうか。
我々はともかく(そうでもないか?)、若い人達には深刻であろう。
なぜニヤリとしたかというと、中国を何度も訪れた人なら分かるだろう。なぜここに『カラオケ』が存在するか。

「100%コンドーム使用」宣言 エイズ防止で中国蘭州
2006年11月25日18時55分

 中国甘粛省蘭州市はこのほど、まん延するエイズウイルス(HIV)感染を防止するため、ホテル、カラオケ店などを含めた娯楽施設で性的サービスを行う際にコンドームの使用を義務付けた「100%コンドーム使用プロジェクト」を始動した。これに合わせて市内300の娯楽施設経営者が市主催の研修に参加。コンドーム使用を約束した中国初の法的協議書に署名した。中国紙・京華時報などが伝えた。(時事)

この記事がきっかけで、もう少しHIVの状況を確認してみる気になった。
22日の記事には、下記のようにある。

中国HIV感染者急増

 【北京=白石徹】中国衛生省は二十二日、エイズウイルス(HIV)感染者が今年十月末までの累計で約十八万三千七百人、うち発症者は四万六百人と発表した。感染者は昨年同期に比べて35%も急増している。
 衛生省が発表するエイズ感染者数は、隠ぺい体質が根強い地方政府からの自己申告に基づくもので、実際の感染者は昨年末で六十五万人以上と推測される。中国政府は二〇一〇年の感染者数を百五十万人以内に抑える目標を掲げ、有効な対策を打てない場合は同年の感染者が一千万人に達すると危機感を強めている。
<以下省略・・・>

まぁ、とんでもない状況になっているようだ。
2010年には、一千万人になるかもしれないという。いくら人口が多いとはいっても、これではとんでもないことになる。
では、日本はどうなのか、

“HIV”と“AIDS”の違いを知っていますか? 安全なセックス危険なセックス
掲載日:2004年11月30日
先進国でHIV感染者が急増しているのは日本だけ
11月23日に国連エイズ合同計画(UNAIDS)が2004年版世界のエイズ感染の状況を統計でまとめた報告書を発表しました。
報告書によると2004年のエイズによる死者は世界で約310万人。今年、新たに約490万人がエイズに感染したと推定。現時点で世界の感染者は、過去最高の約3940万人になるとみられています。
世界の感染者の約6割をサハラ砂漠以南の南部アフリカが占める一方、東アジアでは約110万人、旧ソ連・東欧では約140万人と、いずれも2年前の1.5倍に達する見込みです。
そして、気になる日本におけるエイズの現状は?というと、先進国では新たなHIV感染者が減少しているというのに、2003年の日本のHIV感染者数は5,780人。エイズ感染者数は8,500人を上回りました。とくに10代20代に感染がどんどん拡大中。ちなみに日本では若い人たちの性感染症も増えていますが、性感染症にかかっているとHIVに数倍も感染しやすくなるということを知っていましたか?
<以下省略・・・>

もちろん中国とは、人口が異なる分、感染者も少ないが、若者に増加傾向があるという。
その原因は、厚生労働省HIV社会疫学研究班の報告によると、

  1. 性行動の早期化、パートナーの多数化
  2. コンドームの使用率が多くの人とセックスする人ほど低く、HIV/AIDS予防の意識が希薄
  3. HIV/AIDSに関する知識がなく、ピルで予防できると思っている人がいる

感染経路は性的接触によるものが83.4%を占めているらしい。
どうですか、これを読んだあなた、そうあなたです。
真剣に考える必要があると思いませんか?
中学、高校での性教育で、このことは説明しているのだろうか。
また、ここを掘り下げると長くなるが、

学校でのエイズ教育
中学校、小学校のエイズ教育のテキストには、エイズ教育のリーダーといわれる人たちによって作られたにもかかわらず、性交が抜けています。性交抜きのエイズ教育をやっているわけですから、血液による感染のみがエイズ感染になってしまい、鼻血を出す子どもを見ると、子どもたちは「エイズだ!」という反応をします。
<以下省略・・・>

これでは、仏造って魂入れずだ。
こうなってくると、最後に残ってるのは親の責任という思い言葉。
さて、親から子供への性教育に関しては、超後進国である日本。
なにやらやばいという思いと、では自分がどうできるかという狼狽えを覚える。
真剣に考えよう。

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コメント

ほんと若い人はパートナーの多数化が進んでいるなぁ~と感じています。【体で決めずに心で選べ】と言ってやりたいです。

投稿: ゆりっち | 2006年11月25日 (土) 23時31分

ゆりっちさん:
日本における昔からの性に関する強烈な陰のイメージが問題を根深いものにしていると思いますね。私は、かなりオープンな家庭で育ちましたが、父と母には大きな隔たりがあり、私と妻にも同様のことが言えます。
つまり子供達も会話がない、知識がない中で興味だけが巨大化していく、そんな状況が作り出している問題のように思えます。多数化、早期化の原因も、その根本は家庭にあるように思えますね。

投稿: 机竜之介 | 2006年11月25日 (土) 23時45分

性に関して一つ言える事は寂しいと感じる家庭環境にある子供が肌のぬくもり求めて知識がないのにも関わらずSEXに走る傾向があると言う事。SEXをする事で寂しさを埋めるのではなくもっと人間形成に必要な事柄を見に付けられる教育も大切なように感じます。

投稿: ゆりっち | 2006年11月26日 (日) 11時03分

ゆりっちさん:
SEXと寂しさの関係は、大きいと思いますね。実経験から言っても(笑)。
一概に寂しさだけではないですが、要するに心の不安定要素を忘れるためでしょうか。でも、そのこと自体は否定するものではないですね。問題は、どの時期に、誰とでしょうか。それが、安易に求めすぎるといい加減になってしまい、早期化、多数化に繋がっていくのかな。
性教育も物理的な事実だとかだけではなく、哲学的な捉え方、ここが一番苦手とする部分だと思いますが、これをディスカッションする場が欲しいように思います。

投稿: 机竜之介 | 2006年11月26日 (日) 11時51分

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