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2008年8月15日 (金)

ひどい目にあった

8月14日(木)お盆の連休初日。
朝から、特にやることもなくだらだらとパソコンの前で過ごしていた。
『映画にでも行くか!』と思い、ネットで調べて予約しかけたが、結局やめた。

炎天下、スケッチでもしに散歩に行くか!と思い早速支度をして出かけた。
既に正午を過ぎており、外は太陽光線がジリジリと肌を焦がす。
1kmも歩かないくらいで、背中を滝のような汗が流れているのがわかる。

良い調子で歩いていると、これまでずっと通行止めだった新しい道路が開通していた。
さっそく歩いてみる。

何にもない山の中の真新しい綺麗な道路。
既に1時間ほど歩いたのか。
振り向いて空を見上げると嫌な雲が。
立ち止まって雲の流れを見たが、どちらに向かっているともはっきりせず、しかも速くない。
反対方向に向かって歩いているのだから、まあ大丈夫かと歩き続ける。

しばらく行くと公園を発見した。
こんな住宅もないところに公園があるなんてと思ったが『ドッグラン』と書いてある。
Dvc00007_2
道路から脇に入って、さらにかなり登るとそこは変な公園だった。
大きな金網で仕切ったエリアが幾つかある。
名前の通り犬を走らせるための公園らしい。おもしろい公園もあるものだ。
そこから空を見渡すと、若干黒いエリアが広がっている。
Dvc00005
向こうの方に、例の温泉のためのボーリングの櫓が見える。

道路に戻ると、さらに歩き続けた。
すると、ずっと先の方に大きな建物が見えた。
住宅ではない。なんだろう?
これは確認してみなければ、とさらに歩き続ける。

建物は木々の陰に隠れて見えなくなっていたが、そろそろだろうと思う頃、右手に小路があった。何となく興味をそそられる路だった。
その小路を降りていくと、そこは沢だった。蛍の生息地のようだ。
Dvc00003
話しには聞いていたが、どこにあるかは知らなかった。
さらに奥へ、沢に沿って続く小路がある。

そんな時、ポツポツ、パラパラと雨が降ってきた。
段々ひどくなってくる。
幸い比較的大きな木の下にいたので、そこで雨宿りすることにした。
すぐにやむだろう。
Dvc00002
しかし、それは誤りであった。
雨はどんどんひどくなっていく。
森の中ではないので、木の下でも次第に雨が落ちてくる。
土砂降りになってきた。
そのうち、木の下でもそうでなくても変わらない状況になってきた。
全身ずぶ濡れ。
遠雷は、最初の頃から聞こえていたが、間近に落ちだした。
今度は、バラバラとビー玉大の雹が降ってきた。
頭や体にあたる。
その頃には、寒くて鳥肌がたってきた。
段々、心細くなってくる。
雷が近くに落ちる。
木の下にたっている自分も危ないなと思い、周りをみたら隣は金網だった。
しかし、ここを動けない。
木の下にいても濡れるのは変わらないのだから、このまま歩いて帰ろうかとも思った。
しかし、こんなに雷が落ちているなかを、歩いていくのも怖い。
服も靴もたっぷり水を吸って重くなっている。そして寒い。
どれくらいそうして耐えていたのか、そのうち我慢の限界が来て歩き出した。
ずぶ濡れになりながら道路まで出た。
その時、ふと思い出した。そうだ、この先に建物があったはずだ。そこで雨宿りできる。
足は自然早足になるが、しかし服が思い。

なんと建物は、大きなログハウスだった。
Dvc00001
ホッとしたのも束の間、よく見ると金網の塀で囲まれており、鍵が掛かっていて中に入れない。しかし、ここまで来て目の前に廂があるのに、ずぶ濡れのままなんて考えられない。
『コメンッ!』と心の中でつぶやいて、塀を乗り越えた。

玄関前の大きな廂の中に入って、ホッとした。
これでも雷も雹も怖くない。
ハンカチを絞って、顔を拭いて体を拭う。
ハンカチを何度も絞った。
次に立ったまま器用にワークブーツを脱ぎ靴下を絞る。
そして靴を逆さにするとバケツのように水が出てきた。
左足の次は、右足。
ズボンからは、だらだらと水滴が落ち続けている。

この時既に3時を過ぎていた。
遠くの方の空に明かりが見えるようになってきた。
それから30分位経ったであろうか、ようやく雨もあがり日が差し始めた。
私は、もう一度塀を乗り越え、道路に戻った。

日が照ってきたが、既に4時をまわっており、お昼の陽射しの勢いはない。
少しでも服が乾いてくれないかと、日向を選んで歩く。

それから1時間後くらいに自宅に戻った私は、熱いシャワーを浴びて、すでにリラックスしていた。
本日の教訓、『山の中では怪しい雲を見たら急ぎ引き返せ!』。

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